バッハの作品は
1,通常礼拝でのカンタータと2,祝祭曲
1,通常の礼拝では、主に5月から10月までの5ヶ月、
説教の前と後に合計20分のカンタータを演奏された。
その曲は教会暦に指定された聖句によって作曲、演奏された。
2,祝祭曲は、トランペット、ティンパニを含めた
大オーケストラなど華やかに演奏された。
待降節の4週間を受けてクリスマス礼拝に始まる。
イエス誕生から顕現日までの4つの日曜日は、
クリスマスオラトリオ68曲を配分した。
受難節40日間は楽曲は自粛された。
最後の晩餐に始まる十字架の道行は受難曲として、
4つの福音書によって作曲された。
その中のマタイとヨハネの受難曲の楽譜だけが現存している。
受難節の自粛の期間は準備や仕込みをして、大曲作成に備えていた。
季節は復活節、昇天祭と続き、聖霊降臨祭まで、祝祭曲が続く。
それに宗教改革記念日、市参議会議員就任式、大天使ミカエルの祝日、
マリア受胎告知、マリア訪問、マリア清めの祝日、結婚式、葬儀、
記念式典など、祝祭礼拝がある。
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